そのゆうちょ口座には、ある程度まとまった額があった。むろん未来(あす)への飛翔(はばたき)のためで、ジンバブエドルにして13,824,393ドル強、日本円にしても300万円弱の預金があった。むろんジンバ( に換算した意味はまるでない。300万と言っても、主務なら0山市の「クラブ六本木」で一夜にしてパーーーーッと、
バラ撒いてしまう惧れがある。
そこで当座のお金は残し、あとは手堅く別口座に送金しよう、その送金先口座は手を付けずに据置こう、と。こう考えたのである。
とりあえず200万送金した。何故ならゆうちょの残高を正確に把握していなかったからだ。ルーズである。準禁治産者になるべきだ。だが今はそんな悠長な事を言っている場合ではない。ゆうちょだけに。なので、しかるのちゆうちょ残高を確認し、100万弱送金した。ついでだもんで送金先口座を登録すっぺ、そう思い立ち相手先口座情報の表示を見たら、
名義人 ミウラ マサコ
...天が崩れ落ちた! 天が崩れ落ちた! 繰り返す、天がーーーー!
なお、わたしのイニシャルはK・Fである。M・Mというチョコレートみたいな名前ではない(全国のM・Mさん済みません。M&Mは大好きです)。とにかく餅搗け、取消取消...ん? さっきの200万はどうなった?
...大地が割れ裂けた! 大地が割れ裂けた! 繰り返す、大地がーーーー!
とにかく週末かつ時間外なので他行への取引は週明けだ。今ならまだ送金されてない。
一応、送金先口座に記帳しに行ったら案の定763円だった。まぁどっちみちこの口座には送金されている筈はない。1回目の送金(200)と2回目の送金(100弱)の内、両方ともわたしの口座に送金されなかったか、両方ともわたしの以外の口座に送金されたか、片方が...などと下手な長考をしても仕様がない。
ゆうちょコールセンターに電話。懇切丁寧に、
・返金手続きの方法
・送金エラーの可能性の示唆
・間違えたつもりでも実際には主務の口座に送金されてましたー、な可能性
などを分かりやすく説明して下さった。
ありがとうコルセンのイノウエさん...!
もし誤送金先の方が返金に応じない場合(まぁ10に一つもないだろうけど)とか考えると、この土日はブルーな気分...。
っていうかゆうちょの返金交渉のスタッフさんてどの部署だろ。営業とか渉外関係かな。 ...一種取り立て屋だよね。頼むから頑張って...!
だがしかし相手先が先天性心疾患を持った子供を抱えるシンママとか、大家族でお母さんが逐電して汲々としている家庭だったら如何しよう...などと、考えてしまうのである。双子の女の子に喩えて言うなら、
ポール「大好きだ、結婚しよう!」
キャシー(姉)「え!? ホント! やだ信じらんない」
ナタリー(妹)「!?」
ポール「あ、ごめん。ナタリーこっちだった。気を取り直して結婚しよう!」
キャシー(姉)「!?」
ナタリー(妹)「!?」
だ!
どう転んでもポールに未来(あす)はない!
これで返金されなかったらネタ人生極まりない。嗤うがいい、わたしの見えないところで!

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